■バシクルモン
キョウチクトウ科の多年草。国内では数ヵ所しか分布の知られていない北方系の稀少植物で、新潟市間瀬海岸付近が自生の南限とされている。昭和47年、村の天然記念物に指定。
■獅子ヶ鼻
間瀬海岸奇岩のひとつ。横から見ると獅子の頭のように見えることからこのように呼ばれている。
■花立岩
間瀬海岸景勝のひとつ。海に浮かぶ奇岩の上に松の木のそびえたつ様は、まさに国定公園の名に恥じない絶景である。
■白岩
石灰の凝灰岩=火山噴出物が堆積凝結してできた岩石。間瀬海岸のシンボルとなっている。
■夕陽
はるか佐渡島を望む七浦の海に沈む夕陽は、息をのむほど美しい。特に間瀬海岸の景勝と夕陽の織り成すハーモニーは絶品である。
■越後七浦観音
ー 昭和60年6月1日完成。(像8m、台座2.8m)
ー 海難救助、遭難者の冥福、家内安全、交通安全、商売繁盛、魚霊供養を祈願。
ー 毎年6月上旬に海開きとともに、越後七浦観音例大祭が開催される。
■間瀬漁港
新鮮な魚介類が毎日水揚げされる。また、最北端の対馬海流(暖流)が流れ、絶好の釣り場となっている。
1~3月:カレイ、アイナメ、メバル、ボラ
4~8月:キス、セイゴ、イワシ、ウミタナゴ
4~12月:クロダイ、小アジ
9~12月:サヨリ、ハチメ、カマス
9~3月:ハゼ
■枕伏溶岩
間瀬海岸に独特の奇岩風景を作っている枕状溶岩。今から約二千万年前の海底噴火でできたものといわれる。昭和36年県指定文化財。
■弁天岩
別名「沖弁天」とも呼ばれ、豊漁を祈願する弁財天を祀る岩。枕状溶岩で出来ている。
■越後七浦シーサイドライン
弥彦山の海側にある寺泊町野積浜から角田峠まで、延長14kmの佐渡を望むドライブコース。日本海の夕日の名所として「日本海夕日ライン」とも呼ばれる。
■霊雁の湯源泉
正徳3年(1713)、村の庄屋高島庄右衛門が、夢のお告げ通りこの地を探すと、一羽の傷ついた雁が泉流に浴して傷を癒していた。これによって源泉が発見されたと伝承され、岩室温泉は「霊雁の湯」と呼ばれている。
■岩室温泉街路灯ギャラリー
温泉街の街路灯に色鮮やかな絵陶板が、一点一点岩室に因んだ絵柄で飾られ、散策の楽しみを演出。あなたのお気に入りの一点をお探しください。
■夏井のはざ木
日本一の米どころ越後平野を古くから特徴づけてきた「はざ木」。秋になると、刈り取った稲が干され、あぜ道の黄金色の屏風といった風情であった。はざ木と平野の醸し出す美しい情景を、後世にと残されている。
和名:トリネコ(モクセイ科)
別名:サトトリネコ、タモ
俗名:タモギ、ハサギ(稲架木)
保存本数:約600本
■ホタル
岩室温泉から徒歩で数分の岩室払川で、毎年、6月上旬から下旬にかけて、源氏ほたるの大乱舞が鑑賞できます。ほたるが飛び交う場所は温泉街のすぐ近くの山の 中(松岳山)種類は源氏ほたる。沢回りの低い場所から高い杉の木立の上まで、圧倒的な数のほたるが乱舞しながら、鑑賞者のすぐそばまでやって来ます。そし て、杉の葉にとまり、キラキラと光っている様は、漆黒の中に光の花が咲いているような情景です。払川では、平成当初から「岩室ホタルの会」がほたる生息の 環境づくりを続けてきました。地道な努力が実を結び、年々ほたるの数も増えてきています。
季節ごとにそめい吉野、八重桜、紅しだれ桜、アヤメが咲き、沢沿いの近くには「冬妻(ひよつま)清水」や「聖人(しょうにん)清水」があり、ほたるはそ のきれいな清水で育っているため、ここのほたるは「冬妻ほたる」と呼ばれています。今年も「冬妻ほたる」はわたしたちに輝きを見せてくれます。