唯一、今なお全国区で知られている民謡が「岩室甚句」です。
民謡会や芸妓さんの芸として、岩室甚句は生きており
祭りや祝いの場で岩室甚句はよく披露されますが
この唄の風景を求めて岩室温泉に来ても
その風情を感じることができない、というのが今の岩室温泉なんです。
と、僕の嫁さんのお母さんは民謡の先生をしていますが
そんな話を聞きました。
岩室甚句の起源が盆踊りにあるということを最近知りました。
もっとも「岩室甚句のお祭りがない」というのことにも気がつきました。
その線がつながったとき、「盆祭り」に意義を見いだしました。
この地域に絶対に必要なものだと。
今回のお祭りで2日間2時間ずつみなさんと踊りました。
小さな輪でしたが、いい音が響き、とっても気持ちが良かった。
芸の中だけの岩室甚句じゃなく、みんなの甚句。
ほんの少しだけど一体感を感じたのと
もっと広がっていく期待感を持ちました。
『岩室甚句の盆踊り』…これはいわむろやで育てたいと思います。
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